先生を辞めた~私の場合~

教員の仕事、大好きだけど辞めました!鬱(再発防止期)と育児とお仕事の話。

鬱のまま働く③~中心性漿液脈絡網膜症になった〜

 

うつになって、精神的な症状だけでなく、

たくさんの身体症状にも悩まされました。

前回は、アトピーが30年ぐらいぶりに再発してしまった話を書きましたが、

今回は、眼科にかかることになった話。

 

あの夜の夢

普段、私はメガネやコンタクトを使わず、裸眼で過ごしています。

目は良い方で、自慢に思っていました。

まさか自分が目の病気になるなんて、思ってもいませんでした。

 

あの夜、私は持ち帰り仕事を鉛のような頭でなんとかある程度片付けて、

いつものように、寝ることを漠然と不安に感じながら、泣きながら眠りにつきました。

 

その日に見た夢は、今でもよく覚えています。

夢の中でスマホタブレットのような画面を見ている自分。

画面を触ろうとすると、突然その画面がチカチカザラザラと点滅し始めました。

昔のテレビで、チャンネルが映らないときにザーッと白黒ででてきていたあの画面の、カラフル版みたいな。

赤や緑や黄色、カラフルな何かがすぐ目の前でチカチカして。

いつも見る、戦争や、何かに追われている夢よりは平和で、でも不思議な夢でした。

あの夢を見ていたときに、現実の私の目にも異変が起きていたのかもしれない。

 

真ん中が見えない

朝起きて、異変に気づきました。

ピントがあわない。

ぼやけているような、見ようとしているものが見えないような。

全部に蜃気楼がかかったように歪んで見えました。

 

疲れてるのかな?と思いつつ、いつも通りフラフラになりながら子供を保育園に預けます。

預けたあと、どっちの目がかすんでるのかな?と、片目で遠くを見てみました。

すると、右目で見たときだけ、真ん中に灰色っぽい丸があることに気が付きました。

その丸のところは、どう頑張っても視野が欠けているようでした。

 

消えたい気持ちがどんなに強い時でも、

休む電話をかける勇気がなくて、這いつくばって出勤していた私でしたが、

その日はそのまま眼科に行くことにしました。

 

初めての眼科で

初診でしたが、事情を話して午前のうちに見てもらうことになりました。

初めての眼科。

まさか自分がくることになるとは。

 

目の写真を撮ってもらったりして

中心性漿液性脈絡網膜症」と診断されました。

なんじゃそりゃ。

名前が長いし難しすぎる。

 

網膜の中心に水がたまったような、むくんだような状態になる。らしい。

確かに撮ってもらった写真、眼球の断面を横から見たような感じのものには、中心にぽこっと水が溜まっているのが見えました。

「働きざかりの男性がよくなるんですよ」

ほーぉ。

一応、自分のことは女性だと思ってたんだけどな。

「原因ははっきり分かっていませんが、睡眠不足とかストレスが原因のようで」

持ち帰り仕事と睡眠障害で眠れていません。

ストレス、というか、うつ病です。

と伝えると、心療内科でもないのに、泣きそうになってしまう私。

眼科の先生、こまってしまうじゃないか。

 

ひとまず、大学病院への紹介状と漢方をもらって帰りました。

レーザーで、水の漏れ出ているところをふさぐ?治療もあるらしいのですが、

私の場合は中心の黄斑にドンピシャで重なっていて、視力に影響がでる可能性があるからレーザーはたぶん無理だろうと。

でも何か方法があるかもしれないから、と大学病院に通うことになりました。

子供の持病の検査でいつも行ってるところ!

まさか自分も行くことになるとは!!

 

さて、続きはまた今度〜(^^)

(この眼科症状も、後に再発したり色々ありますが、今は経過観察のみで過ごせています☆睡眠大事!)