先生を辞めた~私の場合~

教員の仕事、大好きだけど辞めました!鬱(再発防止期)と育児とお仕事の話。

ちょこっと日記〜ブログを書いてみて〜

 

前回の記事までで、育休復帰から体調不良、うつとの診断、退職申し出(でも退職できず)、異動まで

振り返りながら色々な出来事を書いてみました。

そのあとも、退職も休職もできないまま働いていたんです。

そして、悩んで悩んで、最終的には前向きに退職しました。(続きはまた次回からゆっくり書いていきます)

 

今は、パートさんとして全然違う仕事をしています。

気持ちに余裕ができて、

家で子どもたちとその日の出来事を話したり、

くだらない話で笑ったり、

食べたいものを食べて美味しいと感じたり、

新しいことに挑戦してみたいななんて思ったり。

 

こんな気持ちになれるなんて。

自分が元気になれるなんて、思ってもみませんでした。

 

と言っても、完全に回復する訳はなく

ちょっとしたことで心がズーンと落ちてしまって、うつのスイッチが入ることもあります。

しばらく治らなくて、眠れなくて食べれなくて、薬を飲んで、泣きながら過ごす日もあります。

消えたいって思っちゃう日もあります。

頭は常にまわりきらず、専門だった教科の勉強を昔のようにしようと思っても文字が頭に入ってきません。

マイナス思考も定着してしまい、常に自分を責める気持ちに蝕まれている感覚です。

ずっと、人が怖いなって思ってます。

 

この状態で、教員を退職した話を振り返ってブログにまとめるのは少し不安でした。

思い出して辛くなるような気がしたからです。

 

そして、誰かに自分の本心を見られることにも不安を感じていました。

「その程度のことで病むなんて」とか

「もっと大変な人だっているのに」とか

「たいしたことないのに大げさに自分語りして」とか

思われちゃうよなって。

実際そうだと思うし。

 

実際に書き始めてみて、

確かに落ち込むことはめちゃくちゃあります。

泣きながらブログを書く日もたくさんあります。

辛かったことを思い出して、

子どもたちに申し訳なかったなって悔やんで、

頑張りきれなかった自分が情けなくて、

辞めなければいけなかったことが悔しくて。

 

だけどそれ以上に、書いてよかったなと思っています。

あのときの自分をやっと振り返ってあげられた。

苦しくて不器用だったけど、育児も、大好きだった仕事も泣きながら頑張ってきた自分を、なかったことにしないであげられた。

今までは振り返るのが怖くて、その時の記憶なんか消えちゃったかのようにふるまっていました。

そうしないと苦しくて。

 

でもあの時だって、私の人生の一部だった。

ダメな自分に気付いて、時間はかかったけど少しずつ向き合って、

もしかしたら私の人生にとって大事な転換期を迎えていた。

 

これからもっと前向きに生きるためには、その転換期をプラスに捉えたほうがちょっとカッコいいかな、なんて(^^)

 

 

そして、ちらっとかもしれないけど、

私の記事に目をやってくださる方がいること。

「わー!私の言葉が本当に発信されてるんだ!」って。

人前で自分の考えを話すのも怖くなってしまった私だけど、ここでならちょっと出来てるじゃん!って。

涙が出るほど嬉しいです。

ありがとうございます。

 

まだまだ退職の記事にたどり着くまでは長いんですが、

お時間があったらまたお付き合いいただけると嬉しいです(^^)