先生を辞めた~私の場合~

教員の仕事、大好きだけど辞めました!鬱(再発防止期)と育児とお仕事の話。

読書記録〜「過干渉」をやめたら子どもは伸びる〜

かっこいいぞ、子どもたち

毎日むぎさんもこめさんも、問題なく過ごしています。

小さな問題はもちろんたくさん起こるのが日常だけど、

自分たちで一つ一つクリアしたり

受け流したり。

 

本当に有り難い。

 

いやいや、有り難いという表現も、

なんか自分本位で違うか。。

こめさんむぎさんは、私のために生きてるわけじゃないもんな。

 

子どもたちは子どもたちの人生をただ生きているだけで、

私がどう感じるかは、ただひたすら私の問題ですね。

 

私のために、有り難いじゃなくて

1人の人として、頼もしい。

うん。

かっこいい。

って感じかな。

 

自分で生きるって

大人も子どももかっこいい。

 

うまくそれができなくても

苦しくても

そのままで生きる姿はかっこいい。

 

 

過干渉ってやつ

さて、最近

「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

を読みました。


吉原毅先生、尾木 直樹先生、西郷孝彦先生による共著です。

 

各家庭内での具体的な育児の話を勝手に期待していましたが、

内容は、桜丘中学校の取り組みやその考え方がメインでした。

 

日本は教育にお金をかけないなぁというのは、

教員になって

そして子育てしてみて

ものすごーーーく感じましたが、

 

お金以外にも、

本当の意味で一人一人に居場所を作って

本当の意味で1人で居場所を見つけられる人に育てるのって

ハードルが高い。

ようで、高くないような。

 

我が子たちにも、

自分で決めて

自分で居場所を見つけたり作ったりできるようになってほしいのに。

無意識で、意図せず否定するようなことを言ってしまっていたのが私の癖。

私の過干渉を助長するハードルでした。

 

忙しいのを言い訳に、

指示したり、勝手に決めたり、評価したり。

そんなつもりなくても

受け取る側からしたら苦しいよなって。

 

だから

「過干渉」という言葉はグサリと刺さるんです。

変わりたいなと思ってるんです。

 

口癖を変える

むぎさんが不安定になった時期から

私の口癖は

「いいじゃんいいじゃん!」

になりました。

というか、意図的に口癖にしました。

 

否定する癖をまずなくしたいから。

それぞれの過ごしやすい生き方って

答えなんかひとつもないから。

私が教えてもらってる気持ちでいたいなって思ったから。

 

そして、

「いいじゃん」

ってとりあえずでも口にすれば

私と他人をいったん切り離せる。

 

私は心配症で不安が強いので

ついつい子どもたちにあれこれ干渉しすぎちゃう。

「良かれと思って」のオンパレードです。

 

でも口に出せば、

あなたはあなたでいいんだよって

いいじゃーんって

私も再確認できる気がしたから。

 

口癖、変えました。

 

子供への影響もそうだけど、

言った後、私もすごくいい気分(^^)

 

相手の良いところを教えてもらった気持ちになって、

すごく前向きで嬉しくなります。

 

もちろん、そんなにいつもいつも機嫌良くいられるわけではないですけどね。

私自身にも「いいじゃんいいじゃん」。

言ってあげられるようになりたいです。