育休から復帰した話。
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育休から復帰して、寝る間も惜しんで頑張りまくって。
アドレナリン全開だったわけなんですが、、、
少しずつ家での自分の様子がおかしくなっているのには気づいていました。
持ち帰り仕事が終わってもなかなか眠れない。
毎朝決まった時間(だいたい明け方3時半)に目が覚めてしまう。そして不安な気持ちが募って寝直せない。(早朝覚醒ってやつだとあとから知りました)
気付くと涙がでる。
そして何より、
子供たちを保育園にお迎えに行った後も仕事モードから切り替えられず、可愛いはずのわが子からほんの少し話しかけられただけでもイライラが止められない。
働くママはきっとみんなこれを乗り越えているんだ!
私は甘えてる!
根性も覚悟も足りないんだ!
そんな風に思って、さらに「がんばらなくちゃ」と思っていました。
(この時期の後悔はまた改めて。)
さて、学校では。
生徒たち、かわいかった~。
ずっとうるさいから大声出さなきゃいけないし、言うこと全然聞かないし、授業崩壊しないように飽きさせないように準備するのは大変だし、大変なご家庭が多くて外部機関との連絡もめちゃくちゃ多いし、もうとにかく忙しいけど!
トイレもいけないし、
昼ご飯を食べそびれて帰りの車で食べることもしばしばだったけど。
それでも、そんな毎日でも、生徒はかわいかった(大事なことなので2回目)。
私はガツンと叱って生徒をまとめられるタイプの教員ではなかったので、とにかく生徒の様子を見て、話をして、問題が起こる前にトラブルのガスを抜こうと努めていました。(回りまわって時短のためでもあります)
そんなこんなしていると、生徒たちが
「こんなに話を聞いてもらったのはじめて」
「親よりも俺のことわかってるじゃん(いやいや、親御さんをなめるなと思いつつ)」
「この学校に来てよかった」なんて言ってくれるんです。
今まであきらめていた勉強も、
「意外と簡単だったんだ!」
「はじめて授業が楽しいと思えた~(^^)」
なんて、教師冥利に尽きることを言ってくれたりするんです。
(もちろん毎回、全員というわけではなく。そんなことを言ってくれるのはほんの一部ですよ。)
底辺校と言われてしまう学校の生徒たちは、
今まで親や先生に話を聞いてもらえなかったり、
家庭に居場所がなかったり、
学校でも問題児扱いをされていたりすることが多いのですが(もちろんそうでない子もたくさんいます)、
そんな子たちが、学校を居場所だと感じてくれている。
それがひたすら嬉しくて。
寝る間を惜しんで、アドレナリン出まくりのまま働き続けました。
そしてさらに体調を崩していきました。
つづく