先生を辞めた~私の場合~

教員の仕事、大好きだけど辞めました!鬱(再発防止期)と育児とお仕事の話。

うつの話①~不調の始まり。我が子が一番のはずなのに~

育休から復帰してアドレナリン全開で働きまくり、
だんだん心身ともにおかしくなっていきました。
前回の記事はこちら⇩

sennsei-yameta.hatenablog.com

 

学校に行くと楽しく働けて切り替えられるんだけど。
家ではずっと不調になってきました。


早朝覚醒してしまったり、食欲がなくなったり、
毎朝吐いてしまうし毎朝おなか下すし(汚くてごめんなさい)
何かに追われる系の夢ばかりみて、息もずっと苦しかったなぁ。

家で、ほんの少し何かあっただけで(子供のわがままとか)
いや、何もなくても、
わぁーっと感情が抑えられなくなって。


台所でひとり、金切り声をあげて叫んだあの日。


この時はまだ、子供たちの前では病んでる姿を見せないと気を付けることはできていました。

一人になりたいとか、休みたいとか
そういう具体的な気持ちは何もなかった、ような気がする。
ただ、何も考えられなくて叫んだ。


なんとなく、あの日から何かが変わっていったような。気がしなくもない。
(今はもうかなり復活しているので、あんまりリアルには思い出せない)


小さなこめさんとむぎさんのことを考えたいのに、
すぐ大きくなっちゃうであろう、この小さな我が子たちとの時間を大切にしたいのに。

 

学校での仕事のこと、クラスの大変なあの子やあの子やあの子・・・
あの子、今日は家に入れてもらえたかな。
バイトでの金銭トラブル、今日は大丈夫かな。
あ、明日はあの子が学校で児相との面談だから、お迎え間に合わないかな。


わが子のことより、クラスの子のことで頭がいっぱいで。
切り替えられない!
今思い出しても、なんて不器用!
オンオフの切り替えができなくて、ずっとオンモード⤵⤵

お迎えの帰りに寄るいつものスーパー。
それまでは保育園で習った歌を聞いたり、給食について話したり、
まだまだ軽かった下の子むぎさんをカートに乗せてあげて、上の子こめさんの小さな手をつないで

帰ってからのことを考えると忙しくて忙しくて時間に追われつつも、本当に癒される時間でした。


カートに乗ってるむぎさんが、めちゃくちゃな歌を歌って、
それが可愛くてこめさんと笑っちゃって。

その時のむぎさんのぽよんとした後ろ姿。
それを可愛がるこめさんもまだまだ小さくてそれもまた愛おしい。

 

それなのに、その体調を崩し始めたころからは
ちょっとわがままを言われただけでつないだ手にぐっと力を入れてしまったり、
八つ当たりのようなことを言ってしまったり、
無視したり、

もうこれ以上書いているのが自分でもつらいくらい、ひどいお母さんでした。


いや、つらいのは子供たちでした。


あの頃に戻って謝りたい。
ちゃんと抱きしめてお話を聞いてあげたい。
この後悔が、のちのち退職を決意するきっかけの一つになりました。

 

つづく