育休復帰した話。
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大好きな仕事、大好きなわが子たち。
大切なものを見失わない!と覚悟を決めて
いざ始まった、荒れた高校での久しぶりの担任と2人育児の両立。
結果、バランスをくずして大切なものを完全に見失いました。
(その話は少しずつ。。。)
さて、こめさん(上の子)がいたおかげで、むぎさん(下の子)の慣らし保育はわりとスムーズに進みました。
なんともしっかりした上の子こめさん。今でも完全に頼りにしています。
そして、いわゆる底辺校での勤務(生徒はみんないい子ですよ)。
思いもよらないことが毎日起こって大変でしたが、我が子たちが保育園を楽しんでいてくれたことが大きな救いでした。
保育園の先生方には感謝しかない!
持病持ちのむぎさんは案の定たびたび熱を出すけど!
旦那は部活で家にいないけど!
そのやりくりも含めて、アドレナリンが出まくっていた当時の私にはなぜか楽しかったことを覚えています。
でも、私自身は元々そんなパワフルな人間ではないし、
本当はこの時からかなり脳が無理していたんだと今は思います。
生徒とかかわること、
ホームルームも授業も部活も、楽しくて毎日が新鮮で。
朝は保育園に一番に送り届けて、お迎えは園で最後のほう。
子どもたちは朝寝ぼけたまま、バナナやゆで卵を口に詰めこんでほおばってました。
帰りにパパっと買ったお惣菜をそのまま温めて食卓に並べて。
食事を作り置きする時間があるなら、寝る間も惜しんで教材を作りたいモードな毎日。
実際、復帰後は一日3時間睡眠が基本で、
子供たちが寝てから、プリントのチェックや教材づくり、分掌の会議資料作成など、大量の仕事を持ち帰ってきていました。
やんちゃな高校では、私みたいなやんわり系教師は教材研究をしっかりしていないと簡単に授業崩壊すると感じていたからです。
それに、保育園に頼ってはいるものの、やっぱりほかの先生よりは学校にいる時間が少ない。
子供が熱を出して休ませてもらうことも多い。
迷惑をかけている分、少しでも家で仕事しなくちゃと気が張りっぱなしでした。
夜寝落ちしてしまいそうになると
「寝ちゃだめだ!」と心臓がどきどきして。
朝は起きた瞬間から「あれやってこれやって」と仕事のことばかり考えるようになっていました。
ある時から、家での感情のコントロールができなくなっていきました。
あんなに可愛くて可愛くて仕方なかったわが子たちに、理由もなくイライラしてしまうことが増えてきました。
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