⇧続きです
そしてやってきた復帰直前の3月。
一生忘れないであろう電話がかかってきました。
「担任やってもらえない?」
もちろん、「この状態で引き受けてしまったら、休むことが多くてかえって生徒や同僚にも迷惑をかけてしまうので、、、」と断りました。
当時の勤務校はいわゆる荒れた学校で、
突発的な問題は毎日起きるし、生徒たちの様子をよく見ていられないと担任は務まりません。
わが子は持病があって体が弱い、旦那は運動部顧問で家にいない。
うまく両立する自信も覚悟もありませんでした。
(小学校の先生方からしたら、甘えてますね)
でも次の電話で、
「他に誰もできる人がいないいんだよね。
それに、育休も長くとったし、みんな〇〇先生(私)がやるって思ってるよ。」
と言われてしまいました。
今でもこの言葉はずっと心に重たく残ったままです。
(実際はほかにも担任できたはずの人はたくさんいました。)
底辺校と言われてしまうような学校だったため(言葉は悪いですが)、
常勤の先生が少なく、休職したり辞めたりする先生が多いこともわかっていました。
むぎさん(下の子)の治療の関係で長く育休を取らせていただいて、心から感謝もしていました。
管理職も含め、同僚の先生方もいつも暖かく声をかけてくれて大好きでした。
だから、たくさん悩んだけど、引き受けることにしました。
育児も仕事も(家事はもともと)手を抜けるところは手を抜こう。
助けてもらえるときは甘えよう。
要領が悪くて、人に頼ることも苦手だった私ですが、
大事な自分の子どもたちのために、そしてこれから出会う生徒たちのために
そう心に誓いました。
でも、働き方ってそんなに簡単変えられない。。。
つづく⇩